本記事はebayの特別セール機能
マークダウンセール を使用した商品に限ります。
(セラーハブ≫Marketing≫Promotions≫Sale + Markdown)
マークダウンセールを使用していないお客様、
またはマークダウンセール以外のPromotion(Order discountやShipping discount、
Volume pricingなど)は問題ありませんので本記事を飛ばしていただいて構いません。
下記画像の矢印箇所がSale+Markdownの場合はご注意ください。
こちらの手順で在庫URLを変更して下さい。
Contents
価格改定エラーとは?
ebayのマークダウンセールを使用した商品は ある条件が揃うと価格や在庫数を変更できない 場合があります。
※こちらはCBEに限ったことではなく、ebayから直接出品・編集ても同様のエラーが発生します。
価格改定エラーの原因
CBEは最大4時間おきにebayへアクセスし、価格の更新・在庫数の変更を行います。
しかしその際に マークダウンセールが原因の価格エラーが発生する と、ebayの同期にはじかれてしまい、今後その商品は在庫管理機能を停止してしまいます。
(解決方法はページ下部に記載しております)
価格改定エラー画面では
- 在庫管理が停止してしまった商品タイトル
- エラーの原因(ebayから通知されたエラー文) を一覧表示します。
こちらのリストに商品が記載されたらエラーの原因を修正し、再同期をかける必要があります。
- マークダウンセールを使用したら価格設定に矛盾が生じる
- ebayはEdit機能の一部にロックをかけ、ユーザーが価格等を変更できないようにする
- CBEがebayへ変更を加えようとすると②が原因ではじかれてしまう
エラー例 Best OfferがBuy It Nowより高くなってしまう
ebayはセールを開始するとセール価格(10%OFF等)はBuy It Nowへ適応されます。
Buy It Nowのみ安くなり、Best Offerは変わりません。
そのため、割引額によってはセール価格のBuy It NよりBest Offerが高くなることがあります。
(通常、このまま販売を継続する上ではBest Offerを使わなくなるため問題ありませんが、CBEから価格や在庫数を変更しようとするとエラーが原因で在庫連携が停止してしまいます。)
この状態で在庫数の変更を行うと価格改定エラーとなります。
このエラーを防ぐには…
価格固定ONの場合 | 価格固定OFFの場合 |
商品登録・出品≫編集画面にて 自動承認価格を低く設定する。またはBest OfferをONにしつつ 自動承認価格を空欄にする |
基本設定≫商品価格設定にて Best Offer価格を低く設定する。または商品価格設定のBest Offerを空欄にする ※現在空欄で保存することができませんが 近日中に空欄で保存できるよう修正する予定です |
エラーが発生してしまったたら…
①価格を直すためにマークダウンセールを外します
②CBEの価格を修正します
価格固定ONの場合 | 価格固定OFFの場合 |
商品登録・出品≫編集画面にて 自動承認価格を低く設定する。 またはBest OfferをONにしつつ 自動承認価格を空欄にする |
基本設定≫商品価格設定にて Best Offer価格を低く設定する。 または商品価格設定のBest Offerを空欄にする※現在空欄で保存することができませんが 近日中に空欄で保存できるよう修正する予定です |
③再同期を行います。
再同期が完了すると、価格改定エラーリストから商品が無くなります。
④再びマークダウンセールを使用してください。
マークダウンセール再開後、②の価格と④マークダウン価格に矛盾が発生すると、再度価格改定エラーとなりますのでご注意ください。
注意※ メルカリ等の価格が上がるとEnd listingする商品があります
マークダウンセールの設定のなかに
Keep items in this sale and block revisions for price increases
(この販売の品目を保持し、値上げの改訂をブロックする)
のON・OFFを選べます。
こちらをONにすると、ebayの仕様により割引セールの実行中はアイテムの価格を上げることができなくなります。
つまり、メルカリやAmazon等で商品価格が上がると、ebayに価格改定をブロックされてしまいます。(ebayのEdit画面でも同様に、Buy It Nowを下げることは出来ても、上げることは出来なくなります。)
このKeepONが原因のエラーは、他の価格改定エラーと違い在庫数の変更が拒否されてしまいます。
そのため、メルカリ等で価格が上がったり、価格の高い在庫URLへ変更したりするとSold数がリセットされますのでご注意ください。
※通常のエラーと違い在庫数の変更ができないためEndになります。
この場合の商品を再販するには「在庫復帰」ではなく「別のebayIDで再出品」となります。
商品登録・出品画面≫編集≫在庫URLや価格を変更し、出品数を0から1へ変更し保存、
商品登録・出品画面≫商品を選択し一括出品を押すと、新たなebayIDで出品されます。
再同期の方法
一度在庫管理が停止してしまった商品は、2通りの方法で再同期をかけることができます。
- 価格固定ON・OFFを2回切り替える
- または在庫URLを空にして保存し、再度元に戻す
(CBEは全ての商品を巡回し同期をかけています。再同期をかけても即時復帰せず、次の同期の順番がくるまで待つ必要がありますのでご了承ください)
エラーが解消し再同期が完了すると、価格改定エラーリストから商品タイトルが消えます。
価格改定エラーリストから商品が消えたのを確認出来たら、再度マークダウンセールを使用してください。
再同期をかける商品が少ない場合
1品ずつ、編集画面から直接 価格固定or在庫URLを編集します。
ツールメニュー≫商品登録・出品≫編集画面へアクセスし、
・価格固定のON・OFFを2回切り替える
・または在庫URLを空にして保存し、再度在庫URLを埋めてください。
※在庫URLを空にする際は、在庫URLをメモ帳などへ控えておいて下さい。
再同期をかける商品が多い場合
在庫URL一括編集からcsvを編集し、同時に複数の商品の情報を書き変えます。
ツールメニュー≫在庫URL一括編集≫全ての商品を選択し、csvをダウンロードします。
ダウンロードしたcsvをExcel等で開きます。
価格エラーでない商品が含まれているため、このリストから削除していきます。
※関係のない商品を残したまま進めると、ebayのAPIを必要以上に消費してしまいます。
出来る限り不要な商品はcsvから削除してください。
ツールメニュー≫出品後対応≫価格改定エラーを開き、商品タイトルをコピーします。
csvへ戻り、Cntl+Fを押し、コピーしたタイトルを貼り付け、セルを検索します。
そのセルのF列へ、目印となる単語や文字を入力します。
のちほど空欄のセルのみ非表示にするため、適当な文字や単語で構いません。
※全て同じ単語でなくてもOKです。
同様に複数のエラー商品へ目印をつけていきます。
一行目の行を選択し、フィルターをかけます。
F列のフィルターを開き、空白のチェックのみ外します。
価格改定エラー商品だけ表示されるようになりました。
(エラーでない商品はまだ残っています)
表示されている全ての商品をドラッグして選択し、新たに作成したシートへ張り付けます。
※コピー&ペーストすることで非表示の商品を削除することができます)
貼り付けができたら、不要な商品が含まれている元のシートを削除します。
価格エラー商品だけのリストができました。
一旦この状態でcsv形式で保存します。(このファイルを元データと呼びます)
続けて元データを複製し、新たなcsvファイルを作成します。
(複製したcsvを一時ファイルと呼びます)
元データは後程使うため、誤って削除しないようご注意ください。
一時ファイルを開き、再同期用に内容を書き変えます。
再同期をかけるには
・価格固定0・1を逆にする方法と
・在庫URLを空にする方法 の2通りがあります。
(今回は価格固定の0・1が混在していたため、在庫URLを空にする方法を選びました)
書き変えた一時ファイルをcsv形式で保存し、在庫URL一括編集画面からツールへアップロードします。アップロード結果はsuccess・errorで確認できます。
画像では全ての在庫URLが空になっていることが確認できます。
すぐに元データの内容へ戻します。
同じ画面から、元データをアップロードして下さい。
これで再同期の準備は完了しました。
この段階のBuy It Now、Best Offer価格が、次のマークダウンセールの基準となります。
※この時点で10%OFFを予定していたら、商品価格設定のBest Offer自動承認価格は
Buy It Now10%OFFより安くなるようにしてください。
再同期後、価格改定エラーリストから商品が無くなっていたら、マークダウンを使用してください。
価格改定エラー