アカウント状態の確認

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ebayを運営していく過程で必要になるのがセラーレベルの確認です。
セラーレベル(Seller level)とはセラーとしての活動状況を評価する指標になります。その評価によって優遇も罰則もあります。こちらの記事ではセラーレベルの注意点を抜粋してご紹介します。

セラーレベルの詳細はebay公式ページ:セラーレベル(Seller level)についてをご参照下さい。

ebayには独自ルールにより予想外のタイミングで罰則が生じるケースもあります。
「理想的な運営をしているしトラブルもないから安心」と安気にせず、日頃から意識してみましょう。

 

セラーレベルの確認

セラーの運営方法・顧客対応をしていくうえで特に注意したいのがBelow Standardの対象とならないことです。ebayの基準に満たないセラーはBelow Standardのパーセンテージが上がり、
Below Standardが長期間続くと
・アカウントのサスペンド
・手数料の上乗せ
・リミットアップの制限
・SEO率の低下 など、アカウントに制限がかかる可能性があります。

 

セラーレベル

ebayセラーハブのOverViewへアクセスします。

ページ下部のSeller levelというタイトルをクリックします。

 

すると自分のアカウントの評価が確認できます。
上から順に前回・今回・次回の予想が表示されています。

評価の詳細(本記事作成時点での評価基準となります)
“次回予想”にてBelow Standardが表示されている場合至急対策が必要です。

 

 

Transaction defect rate(取引欠陥率)

Your seller levelの下にあるTransaction defect rate(取引欠陥率)をクリックするとトラブル発生率の詳細が確認できます。
こちらのパーセンテージが規定以上を上回ると罰則の対象とみなされます。

対象期間内に発生した

  • セラー都合によるキャンセル数
  • セラー未解決問題数

こちらの件数を元に取引欠陥率が計算されます。

それほどebayは上記のトラブルを問題視している、と言えます。
またセラー未解決のトラブル数Cases closed without seller resolutionは次項目でも計算の対象となっております。

 

Cases closed without seller resolution(セラー未解決問題率)

ページを更に進めていくと前項目にもありましたCases closed without seller resolutionと同じ項目があります。

こちらは先ほどのTransaction defect rate(取引欠陥率)と違い、
Cases closed without seller resolution(セラー未解決問題率)だけの件数が規定を上回ると、罰則の対象となります。

セラー都合によるキャンセルよりも、バイヤーと争ったり、ebayの介入なしにトラブルが解決できないことがどれだけ重視されているか分かると思います。

ebayの規約をよく知らずにバイヤーの連絡を放置したり、クレームを上手く対応できなかったりするとCases closed without seller resolutionが増えていきます。

 

Below Standard(罰則対象)になってしまったら

次回予測にBelow Standardと表示されてしまった場合、トラブルのない取引件数を増やすことが有効です。別記事でご紹介したように100円ショップで仕入れられるような安価な商品を売り、とにかく件数を稼ぐのも1つの方法です。

また直近3カ月の評価が対象となるため、この間にトラブルがないように気をつければ
Avobe Standardに戻すことができます。

何よりもトラブルのない取り引きをこころがけましょう。