ビジネスポリシーの設定

ポリシー設定とは

ポリシー設定とは、支払い方法や返品条件など、あなたがeBayでビジネスをする上で必要となる事前設定です。
eBayではこの事前設定を、ビジネスポリシーと呼びます。

ビジネスポリシーには、
①Payment Policy(支払)
②Return Policy(返品)
③Shipping Policy(配送)
これらの3つがあります。

このビジネスポリシーの設定には、eBayの無料のシステムを導入する必要があります。
こちらにアクセスして導入してください。

開いた画面の下部に Get startedがありますので、クリックします。

これでシステム導入は完了です。

 

①Payment Policyの設定

 

1.トップページにある Hi 〇〇(お名前)! にカーソルを合わせます。

 

2.以下のようにメニューが開かれますので、Account settingsをクリックします

 

3.My Accountが開くので、Business Policies をクリックします。

4.Create PolicyからPaymentをクリックしましょう。

 

5.即決形式の場合の設定をしていきます。

即決形式の場合は、以下の流れで設定します。

  1. Policy nameを英語で入力する(日本語だと不具合が出る可能性がある為)
  2. Payment managed by eBayにチェックを入れる
  3. 完了したら一番下のSaveをクリックして保存

 

 

6.同じようにCreate PolicyからPaymentをクリックしましょう。

オークションの場合の設定をしていきます。

 

  • Policy nameを英語で入力する
  • Payment managed by eBayにチェックを入れない
  • 完了したら一番下のSaveをクリックして保存

 

②Return Policy(返品)

Return (返品)リターンポリシーの基本的な設定方法を見てみましょう。「商品到着後どれくらいまで返品を受けるのか」「返品送料はどっちが負担するのか」を設定していきます。

1.【Create policy】から【Return】をクリックしてポリシーを作成していきます。

下記説明からブラウザなどで表示される内容が異なる場合があります。ポイントはリターンを受付する期間を30日以上にすることです。
  • 【Policy name】からポリシーの名前をつける(英語入力推奨)
  • 【Set as default return policy】にチェックを入れる(デフォルト設定にしたい場合)

 

 

2.【Domestic returns accepted】(アメリカ国内のリターンを受付)と【International returns accepted】(それ以外の国のリターンを受付)にチェックを入れてください。

 

3.返品受付期間ですが【After receivng the item, your buyer should contact you within】のプルダウンから返品の期間を選択します。14, 30, 60Daysから選択ができますが、基本的にはEbayが推奨している30もしくは60Daysで設定しましょう。

 

 

4.返品送料はバイヤーとセラーどちらが負担するのかを選択していきます。【Return shipping will be paid by】の項目はSeller (Free Returns)を選択するようにしたほうが良いと思います。

また【Replacement or exchange available】にチェックを入れておくと「商品の交換可能」という設定にもできます。

Seller (Free Returns)を選択した場合返品された際の送料が売り手に請求されます

送料負担をSeller (セラー)にする理由は、Sellerに設定をしておくとフリーリターン(Free Return)というセラー保護のプログラム対象となるためです。

フリーリターン(Free Return)とは送料を負担する代わりに返品された商品が破損していたりした場合、バイヤーには商品代金の半額の返金で済ませられるプログラムのこと。

 

eBayビジネスポリシーShipping (送料)の設定方法

1.送料は原則無料にする

eBay取引において、送料は商品価格に転嫁して送料無料(Free Shipping)にするのがセオリーです。

eBay.comで販売するのはアメリカがメインの販売先になりますので、アメリカは送料無料(Free Shipping)で設定をしていく流れになります。

アメリカ以外の国はどうするかというと、アメリカよりも送料が高いか安いかで設定していきます。アメリカよりも送料が安い国は送料無料(Free Shipping)、アメリカよりも送料が高い国はアメリカとの差額分を追加送料として設定していきます。

2.さまざまな発送方法があることを知る

  • FedEx (契約必要、契約後送料安、アメリカまで1-4日で到着)
  • DHL (契約必要、契約後送料安、アメリカまで1-4日で到着)
  • 日本郵便(国際郵便) (契約不要、軽量で安価なものは送料安、アメリカまで5-23日で到着)
  • UPS(契約必要、一部重量帯送料安、アメリカまで1-4日で到着)
  • ヤマト国際宅急便(契約不要、送料普通、アメリカまで1-4日で到着)
日本郵便はコロナの影響で発送できない国や、利用できない発送方法があります。詳しくはこちらで確認してください

1.Shippingポリシーネームの設定方法

1.【Create policy】から【Shipping】をクリックする

 

任意のポリシー名を付けましょう。

デフォルトのShippingポリシーにする場合はをチェック 

2.アメリカの送料設定

例.FedEx(elogi)を利用してアメリカに送るときの送料設定方法

U.S shipping(もしくはDomestic shipping)と表示されているところがアメリカの送料設定の箇所になります。

  1. 【Flat: same cost to all buyers】(すべてのバイヤー均一の送料)を選択
  2. 【Services】では【Expedited Shipping from outside US】を選択
  3. 送料無料にするため【Free Shipping】にチェック
  4. 【Handling time】は無在庫の場合は5-10日、在庫を持っている場合は1-3日を選択

FedEx(elogi)は到着まで1-4営業日と早いので【Expedited Shipping】で大丈夫です。しかし、 日本郵便eパケットの場合は1-2週間かかるので【Economy Shipping】もしくは【Standard Shipping】を選択するのがベター

【Handling time】(ハンドリングタイム)は注文から出荷までの日数です。設定した日数より出荷がオーバーするとペナルティになります。

 

3. アメリカ以外の送料設定

International shippingがアメリカ以外の送料設定の箇所になります。

下記で説明している料金は参考例です。ご自身が利用する発送方法や運送会社との契約内容によって料金が変動しますので、それに合わせた形で料金の設定を行ってください。

上記の画像のように、操作を進めていきましょう。

  1. 【Flat: same cost to all buyers】(すべてのバイヤー均一の送料)を選択
  2. 【Ship to】を【Choose custom location】を選択
  3. 【Services】では【Expedited International Shipping】を選択
  4. 国のチェックボックスで上記のようにオーストラリア以外を選択
  5. 送料無料にするので【Cost】【Each additional】に0.00と入力
  6. 矢印の【Offer additional service】をクリックして新しい送料設定を表示させる
  7. 【Ship to】を【Choose custom location】を選択
  8. 【Services】では【Expedited International Shipping】を選択
  9. 国のチェックボックスでオーストラリアを選択
  10. 【Cost】に追加したい送料を入力
  11. 【Each additional】は2個以上の購入の場合の送料を入力
  12. 【Additional ship to locations】は【Will ship worldwide】を選択

4.発送除外国の設定

上記の設定ままだと【Europe】と【Asia】にチェックが入っています。しかし、例えば【Asia】にはパキスタンなど配送事情がよくない国も含まれており、そのような国を発送除外する設定が必要です。

下記で説明している発送除外国は初心者におすすめの設定となっておりますので、ご自身の判断で発送除外国を決定しても問題ございません。

 

おすすめ発送除外国

APO/FPO, US Protectorates, Bahrain, Iraq, Jordan, Kuwait, Lebanon, Oman, Qatar, Saudi Arabia, Turkey, United Arab Emirates, Yemen, South America, Brunei Darussalam, Cambodia, Laos, Macau, Afghanistan, Armenia, Azerbaijan Republic, Bangladesh, Bhutan, Georgia, India, Japan, Kazakhstan, Kyrgyzstan, Maldives, Mongolia, Nepal, Pakistan, Sri Lanka, Tajikistan, Turkmenistan, Uzbekistan, Albania, Andorra, Belarus, Bosnia and Herzegovina, Bulgaria, Croatia, Republic of, Cyprus, Estonia, Gibraltar, Guernsey, Hungary, Iceland, Jersey, Latvia, Lithuania, Macedonia, Moldova, Montenegro, Romania, Russian Federation, San Marino, Serbia, Slovenia, Svalbard and Jan Mayen, Ukraine, Vatican City State, Africa, Central America and Caribbean, Bermuda, Greenland, Saint Pierre and Miquelon, American Samoa, Cook Islands, Fiji, French Polynesia, Guam, Kiribati, Marshall Islands, Micronesia, Nauru, New Caledonia, Niue, Palau, Papua New Guinea, Solomon Islands, Tonga, Tuvalu, Vanuatu, Wallis and Futuna, Western Samoa, PO Box

5.送料設定のコピー

以上が送料設定の概要ですが、実際には重量毎に追加する送料が変わってきます

例えば0.00-2.00kgを作成したら、Copy policyして次の量目を設定していく流れです。

ビジネスポリシーでエラーが出たときの対処法

 

エラーメッセージ 対処方法
Shipping Service cannot be revised if the item has bid or active Best Offers or is ending in 12 hours. 商品がBidされているか、未返信のBest Offerがあります。この場合はBusiness Policyを編集できないので、オファーへの返信を行ってください。
Some item specifics were renamed as per eBay recommendations. Item specificsが最新でないか、入力が不足しています。リスティング内に記載の情報確認をお願い致します。
This selling account is enabled for payments managed by eBay. PayPal is not currently accepted as a payment method and has been removed from the listing. このアカウントはManaged Paymentsが適応されています。PayPalは現在、支払い方法として認められていないためリスティングから削除されています。この場合はManaged Paymentsに対応した新規Payment policyを作成し、そちらの新規ポリシーを適用ください。

引用元:「よくあるエラーメッセージの種類と対処方法」eBay Japan

エラーが出てきたときの対処法を3つのステップに分けて解説します。

  1. Activity logをクリック
  2. Downloadをクリック
  3. エラーメッセージの原因を確認

いざというときに慌てなくて済むよう、ぜひチェックしてみてください。

1.Activity logをクリック

まずは、ビジネスポリシーのページで、該当する項目の右にある「Activity log」をクリックします。

2.Downloadをクリック

Activity log内にある「Download」をクリックします。

3.エラーメッセージの原因を確認

Excel fileが開くので、エラーメッセージの原因を見てみてください。

次は

出品前の準備~ルール~にを解説していきます

出品前の準備~ルール~